銀行員が語る法人営業のやりがい

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  1. 匿名より:

    私は法人営業をして11年になりますが、この仕事の最大のやりがいは自分の仕事を通して企業の成長を見て感じることができる事だと思います。

    特に新たに商売を始める方の相談から始まり、最初の融資実行時の借主の方の希望に満ち溢れた笑顔でお礼を言われると本当にこの仕事をしていて良かったと思えます。

    また、その方の商売が順調に推移し、自分が転勤する時に挨拶に伺う時も「あなたのおかげでここまで商売が上手くいっている。ありがとう。」など、本当に嬉しいお言葉をいただけます。

    既存の企業でも自分で取り組んだ設備案件でその設備導入により企業の売上、利益が増えて業績が拡大していく様子を肌と数字で感じる事ができるのも、やりがいを感じます。人様のお役に立っている事を感じられる仕事だと思います。

    ただ、最初のうちは小さい法人や融資のできない法人、回収に専念するほうの担当が多いかもしれません。しかし、そのような法人の財務をきちんと見て、実権者ときちんと話すと色々なネタが出てきます。そのような法人はどこの金融機関もきちんと話を聞かないので意外とおいしいところです。センスを磨く事ができ、後々非常に役に立ちます。

    あと投資信託ばかり売らされる担当より、はるかに誇れる仕事だと思います。

  2. 匿名より:

    一番のやりがいは、経営者の夢や目標の後押しができることだと思います。

    経営者としていくらカリスマ性があっても、また他の企業と比べても唯一無二の技術力があったとしても、会社や事業を進めるためには資金が必ず必要になります。銀行の法人営業では、それらの企業のビジネスのサポートや後押しができることが一番のやりがいだと思います。

    事業計画や資金計画を聞いて、経営者と一緒にそれらを練り上げていき、資金面でサポートし、事業をうまく推進していくことを手助けします。

    黒字倒産という言葉があるように、事業として利益が出ていたとしても、資金面のコントロールができていないと会社は倒産してしまうことがあります。そのようなことが起きないようにするのも、銀行の法人営業の役目です。

    扱う金額が大きいので責任感やプレッシャーはありますが、担当企業とそこで働く人々の継続的な支援を通して、日本経済を動かす一端となれることが銀行の法人営業の醍醐味だと思います。

  3. 匿名より:

    銀行の営業ってただでさえ大変ですが、法人ともなると余計に負担が増します。ですがやりがいももちろんあります。

    私も法人営業は苦手で、元々融資関連の提案は苦手だったこともあり、特に辛かったです。実体験では、何度もそういう思いをしました。

    とある会社さんも最初なかなか気難しいところでした。こちらの都合で担当もコロコロ変わっていたこともあり、お相手としてはいい気分ではなかったそうです。私は営業でたてだったこともあり、特に冷たくされる態度が余計に怖かったです。ですが何かを提案しなければなりません。

    そこで私が考えたことは、いきなり提案に話をもっていくのではなく、まずは地道に信頼関係を作ろうと思いました。こまめに通う、用がなくても顔を出す、何かお力になれないかといつも声をかけておく、元気に伺う。今自分ができることだけをやることにしました。

    するとお客さんの方から、これをお願いしたいと依頼も受けるようになりましたし、何より担当が変わるときに寂しい、残念だと言ってもらえたことが、何もない状態からそこまで言ってもらえるように信頼を築けたことが、自信になりました。

    以降他の会社さんでも同じように心がけ、気に入っていただける方にも出会いました。数字を取ることが大事ではありますが、それはあくまで信頼の上に成り立つことだと思っています。

    たくさんのお客さんと出会い、そういったことに気づけたことは良かったことだと思います。

  4. 匿名より:

    私のこれまでの法人営業の経験からやりがいはありきたりですが「A君が担当なので借り入れする(預金する)」と言われることです。

    私の会社では、ある程度フットワークを軽く何でも屋のような感じで営業をしています。集金、預金、融資、金融商品のセールスやお手伝いはもちろんの事それ以外に、お客様同士を繋げるマッチング、事業支援セミナー等の紹介など様々です。

    その中で、私がこれまで心に残った事があります。

    私の営業先のお客様より新規にて資金需要があるお客様の紹介を受けました。

    2〜3回面談を行い支店案件会にて預金担保があれば融資可能との支店判断となりましたが、お客様は担保預金を用意するのは難しいとの事で残念ながら謝絶の回答となりました。謝絶後他行へ相談するにはどのようにするかの相談を受け丁寧に説明しお客様は帰宅しました。

    その後2ヶ月程経って、一本の電話がなりました。社長からです。何の話かな?と電話を取ってみると「以前の担保預金の話は他行預金を動かすのが難しかったので出来なかった。その銀行に相談に行ったが高圧的な態度で条件はAさんの所と同じだった。Aさんが担当ならAさんの所でお願いしたい」と言われ融資実行する事となりました。

    お客様の状況や財務内容によってお断りを入れる事もあるかもしれません。私がこれまでに担当してきたお客様の中には融資は難しいが預金からスタートし融資以外で協力できる事はないかを模索し信頼を獲得(自負ですが)出来たと思っています。

    親身になって対応することで、お客様からの信頼を得ることができ、あなたが良い!あなたが担当じゃないと嫌だ!と言われる用になるはずです。

    ○○銀行のファンではなく自分自身のファンになってもらうべく日々精進する事が大切だと思います。

  5. 匿名より:

    ■商談相手が「社長」や「役員」の場合が多いこと

    銀行員以外の営業マンは営業をする場合、「担当者ベース」が多く決裁権がない担当者が多いです。その点、銀行員の場合は「役員」が商談相手になるケースが多く、決済が降りやすいです。

    実際に転職をして、新規で営業をする機会が増えましたが、商談相手が決済者ではないケースが多いため、中々決済が降りないのが現実です。銀行ではこのようなケースは少なかったように感じます。

    ■お金の流れがわかり、課題解決方法の知識がつく

    実際に、課題を抱えている企業は山ほど存在します。

    その中で、「資金繰り」に苦しんでいる企業は多いのではないでしょうか。課題に気づけるということは、改善方法を探すことに敏感になるはずです。

    自身の売り上げににフォーカスすることは重要ですが、企業の課題を解決する最善を考えることができれば、やりがいも出てくるはずです。

    ■人脈が増える

    ここが銀行員の「法人営業」の1番のやりがいではないでしょうか。

    中々、社長や役員と接する機会は少ないです。何か困ったときは人脈が助けてくれます。

    私自身、転職をして困ったことが多々ありましたが、銀行員時代に可愛がって頂いていた、企業の社長から仕事を頂いたりと、人脈が私を助けてくれました。

    私自身、将来「独立」を目標に銀行時代励んでいました。実際に転職をして感じたことは、銀行員の「信頼」は強いです。

    その点、法人営業の担当者は上から物を言ってしまう傾向のようです。

    常に「GIVEの精神」を持つことができれば自然に先方からも案件が舞い込んでくるはずです。目先だけ考えるのではなく、中期的、長期的に物事を考えることがやりがいに繋がると思います。

  6. 匿名より:

    法人営業のやりがいは、融資先の企業の業績が堅調に伸びていることを実感できることです。

    近年の企業は、社債を発行したり、設備投資を抑制して社内に現金をため込むなどして、銀行からの借金を抑制しています。このため法人営業マンは、手元資金が不足しているベンチャー企業への融資に力を注いでいます。

    私の経験では、とくに創業してから数年しか経過していない企業に融資をして、その企業が、融資した資金をもとに製品開発に成功し、さらに売上増大に成功していることを目の当たりにすると、本当に法人営業をやっていて良かったと実感できます。

    なぜなら、創業して年数の浅い企業は社債を発行できませんし、簡単には増資をすることもできません。資金調達手段としては借金しかありません

    しかも、借金する企業は、銀行に差し出す担保を持っていないため、社長が連帯保証人となります。そのため融資手続きをするときは「なんとしても、このお金でビジネスを成功させてみせる」という社長の決死の思いを目の当たりにするのです。

    このような経緯があるため、融資をしたベンチャー企業のビジネスが軌道に乗り、業容を拡大させていく姿を見せられたときは、本当に融資をして良かったと思いますし、やりがいを実感したものです。

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